JR九州、鉄道開業125周年のツアー列車運転…12月7日

鉄道 企業動向
九州の鉄道開業125周年を記念するツアーの案内。12月7日に行われる。
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JR九州は12月7日、九州の鉄道開業125周年を記念した「125年の歴史がよみがえる 鐵道誕生記念日帰りツアー」を開催する。博多駅から鹿児島本線と筑豊本線を経由して門司港駅に向かうツアー列車に乗車。国鉄色のDE10形ディーゼル機関車が『SL人吉号』用の50系客車をけん引する。

九州では1865年、蒸気機関車のデモンストレーション走行が長崎で行われたが、本格的な営業路線は1889年12月11日、現在の鹿児島本線の一部にあたる博多(現在の出来町公園付近)~千歳川仮停車場(現在の肥前旭~久留米間にあった筑後川北岸の仮駅)間が九州鉄道によって開業したのが始まり。今年で同区間の開業から125周年を迎える。

ツアー列車の運行経路と時刻は、博多9時53分頃発~竹下~南福岡10時05分頃発~二日市10時39分頃発~鳥栖11時06分頃着・12時33分頃発~原田12時43分頃着~桂川13時17分頃着~直方13時51分頃着~黒崎14時31分頃着~門司~門司港15時16分頃着。このうち博多~竹下間は回送線(竹下小運転線)、黒崎~門司間は貨物線を走行する。鳥栖駅では機関車の付替作業が行われ、門司港駅に到着後は九州鉄道記念館で車両撮影会が開催される。

募集人数は125人で、旅行代金は大人9500円・子供7500円。申込みは博多・二日市・南福岡・鳥栖各駅が電話で受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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