BMW グループ世界販売、11.1%増の18万台超え…過去最高 10月

自動車 ビジネス 海外マーケット
BMW 4シリーズクーペ
BMW 4シリーズクーペ 全 6 枚 拡大写真

BMWグループは11月11日、10月の世界新車販売の結果を明らかにした。BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランドの総販売台数は、10月としては過去最高の18万4297台。前年同月比は11.1%増と、62か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、BMWが前年同月比10.8%増の15万5120台と、引き続き好調。MINIは13.4%増の2万8834台と、2か月連続の前年実績超え。ロールスロイスは、343台という結果。

グループ全体の10月市場別実績は、中国が前年同月比20.3%増の3万9512台。中国を含めたアジア全体では、16.7%増の5万6010台を販売した。米国は7.9%増の3万5902台。欧州は7万8483台を売り上げ、前年同月比は11%増と、回復傾向が続く。

2014年1-10月のBMWブランド実績では、『3シリーズ』が前年同期比3.4%増の39万1449台と牽引。『5シリーズ』は前年同期比2.8%増の30万9563台を販売した。『4シリーズ』は9万2760台。

SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X5』の販売が、引き続き好調。新型投入により、前年同期比37.9%増の11万7418台を売り上げた。

BMWグループの2014年1-10月世界新車販売は、前年同期比7%増の171万4197台と過去最高。BMWグループのイアン・ロバートソン営業&マーケティング担当取締役は、「10月はモデルレンジ全体で販売が伸び、世界の全市場で成長を遂げた。2014年の年間200万台達成に向けて、順調な足取り」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る