ブリヂストン、タイヤ摩耗状態をリアルタイムに推定する技術を開発

自動車 テクノロジー 安全
タイヤの内側に装着した加速度センサ
タイヤの内側に装着した加速度センサ 全 3 枚 拡大写真

ブリヂストンは11月14日、「CAIS」コンセプトに基づき、タイヤの摩耗状態(残り溝の深さ)を推定する技術を開発したと発表した。CAISとは、タイヤから接地面の情報を収集、解析し、路面情報やタイヤの状態を把握する、同社独自のセンシング技術の総称。

【画像全3枚】

今回開発した技術では、タイヤの内側に装着した加速度センサによりタイヤのトレッドのたわみを検出し、その情報を無線で車載解析装置へ送信。タイヤ踏面部の摩耗状態を推定し、運転席でリアルタイムに把握できるという。

これにより、タイヤの残り溝が浅い、偏った摩耗が発生しているなどの情報を知ることで、適切なタイミングでのタイヤ交換が可能となり、安全性の向上につながる。さらに、偏った摩耗を防止するための最適なローテーション時期も把握できることで、タイヤを最後まで無駄なく使い切ることができ、経費削減にもつながる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコ良すぎ」黒い三菱『アウトランダーPHEV』にSNSも注目! 価格については「気絶しそう」の声も
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. 日産の最上位セダン『アルティマ』、ブラックアクセントのミッドナイトエディション追加…米2026年型
  4. 都市型小型3輪EV「Lean3」、ベクターのOS「MICROSAR Classic」採用
  5. スズキは『モンスターハンター』とコラボ!『ジムニーノマド』&『DR-Z4S』カスタムほか、計9台を出展…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る