中国とミャンマー、経済、貿易に関する取り決めに合意

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エネルギー、農業など78億ドル投資

11月14日、中国の李 克強首相とテインセイン大統領が会談を行った。会談では貿易、経済に関するいくつかの取り決めについて合意が交わされた。

李首相にとってはじめての公式訪問となる。取り決めの内容はエネルギー、農業、通信、社会基盤整備、金融に関する項目。78億ドルを投じて、天然ガス発電所の建設、通信、金融、社会基盤の整備などを行う。

両国はその他、3億ドルを投じて農業のための小規模ローンを整備することを決めた。また、エネルギープロジェクトを順調に進めるための電気協力委員会設立や、ヤンゴンの病院建設、ネピドーとマンダレーの生活水準向上についても話し合われた。

両国の密接な関係を再認識

ミャンマーと中国は伝統的に強いつながりを持っている。西側諸国から経済制裁を受けていた時期にも、中国はミャンマーをサポートしていた。2011年の民主化以降、ミャンマーがアメリカと密接な関係を築くようになり、中国への依存度は低くなっていた。

しかし、ミャンマーにとって中国は貿易の3割を占める大きな取り引き国である。今回の会談で、両首脳は今後さらに協力体制を強化し、密接な関係を築いていくことを再確認した。

(画像:Reutersより)

《ミャンマーニュース》

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