【ポルシェ マカン 発売】911 や 918スパイダー がデザインのモチーフ
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「特に高いスポーツ性が表現されたフロントセクションは、マカンの力強いスタイルを特徴づける重要な要素だ」とは、ポルシェジャパン執行役員営業部長兼マーケティング部長の牧野一夫氏の弁。
具体的には、「独特の形状のヘッドライトやクラムシェルタイプのボンネット。そして大型のエアインテークはマカンがまぎれもなくスポーツカーであることを強調している」と話す。
また、サイドビューも、「一目でポルシェとわかり、リアに向かって傾斜したルーフラインは、優れたエアロダイナミクスを生み出すためのスポーツカー特有のシルエットだ。また、左右に採用されたサイドブレードは、『918スパイダー』からインスパイアされており、よりシャープに見せるとともに、スポーツ感覚を一層強調している」とコメント。
リアビューにおいても、「911のデザインをモチーフに設計されており、ポルシェのスポーツカー独特の引き締まったトップ部から、ワイドなリアフェンダーにかけての広がる特徴的なスタイルがその存在感を一層際立たせている」という。
「インテリアについても、マカンにはスポーツカー特有のコックピットが備わっている」と牧野氏。
「他のポルシェと同様に、機能性に優れたセンターコンソールやスポーツドライビングを誘うステアリング。そして、伝統的なスポーツカーを髣髴とさせる3連丸型メーターなど、スポーツカーであることを随所に感じられる」と述べ、「このようにデザイン面でも、ポルシェのこだわりがマカンにもしっかりと息づいている」と語った。
内田俊一
内田俊一（うちだしゅんいち） 日本自動車ジャーナリスト協会（AJAJ）会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。
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