ホンダ、新型燃料電池車 FCVコンセプト を世界初公開…燃料電池スタックを小型化

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ホンダ FCVコンセプトと伊東孝紳社長
ホンダ FCVコンセプトと伊東孝紳社長 全 21 枚 拡大写真

ホンダは、新型燃料電池自動車(FCV)のコンセプトカー『ホンダ FCVコンセプト』と、FCVから最大出力9kWのAC出力を可能にする外部給電器のコンセプトモデル「ホンダ パワー エクスポーター コンセプト」を世界初公開した。

同社はコンセプトモデルをベースにした新型FCVを、2015年度中に日本での発売を目指し、その後、米国や欧州へ展開していく予定だ。

ホンダ FCVコンセプトは、2008年にリース販売を開始した『FCXクラリティ』の後継モデルとして、性能向上とコストダウンを目指した次世代FCVのコンセプトカー。新開発の燃料電池スタックは、従来型より33%の小型化を図りながら、出力は100kW以上、出力密度は3.1kW/Lと従来比で約60%の向上を実現する。

小型化した燃料電池スタックを含めたパワートレインを、市販車として世界で初めてセダンタイプのボンネット内に集約して搭載。これにより、大人5人が快適に座れる、ゆとりあるフルキャビンパッケージを実現するとともに、将来のFCVの普及拡大期において、複数の車種に展開することを可能としている。

また、70MPaの高圧水素貯蔵タンクを搭載し、700km以上の航続距離を実現。水素タンクの再充填は約3分の短時間で完了し、現在のガソリン車と同等の使い勝手を実現する。さらに外部給電機能を装備。FCVと外部給電器を組み合わせることで「走る電源」として、災害時などにクルマが作る電力をコミュニティに提供できる。

ホンダは、FCVと外部給電器に加え、同社の独自技術である高圧水電解システムを採用したパッケージ型「スマート水素ステーション」の普及促進を図り、来たる水素社会に向けて「つくる」「つかう」「つながる」という3つのコンセプトで、CO2ゼロ社会の早期実現を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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