【トヨタ MIRAI 発表】燃料電池車として初の型式指定取得…大量生産、輸出も可能に

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ MIRAI(ミライ)
トヨタ MIRAI(ミライ) 全 7 枚 拡大写真

国土交通省は11月18日、トヨタ自動車の新型燃料電池自動車『MIRAI(ミライ)』が道路運送車両法の第75条に基づく型式指定を取得したと発表した。これによって、型式指定された燃料電池自動車の大量生産が可能となる。

国土交通省では2005年3月、世界に先駆けて燃料電池自動車など圧縮水素を燃料とする自動車の安全基準を策定するなど、燃料電池自動車の普及のため環境整備を進めてきた。

また、国際的にも日本の基準をベースとした燃料電池自動車の国際基準策定を目指し、国連欧州経済委員会(UN/ECE)自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において、燃料電池自動車の世界統一技術基準(GTR)策定に関する議論を主導してきた。

2013年6月に日本の基準を相当程度盛り込んだ燃料電池自動車の世界統一基準(GTR13)が策定され、国産燃料電池自動車について、仕様を大きく変えることなく輸出することが可能となった。今回のミライの型式指定取得は、GTR13策定後初の事例となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る