【リコール】日野 プロフィア、ECU不具合でエンジン停止のおそれ

自動車 ビジネス 国内マーケット
日野・プロフィア(参考画像)
日野・プロフィア(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は11月18日、大型トラック『プロフィア』などのエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、日野『プロフィア』ばど2車種で、2011年9月28日~2014年4月2日に製造された計6196台。

エンジン制御プログラムと排気ガス再循環(EGR)バルブの設定が不適切なため、DPR(排出ガス浄化装置)の手動再生が頻繁に中断された場合に、ポスト噴射による燃料がEGRクーラに廻り込み、カーボンデポジットが生成されて吸気バルブに付着し、そのままの状態で長時間駐車されるとカーボンデポジットの粘度が増加することがある。そのため、エンジン始動した際、吸気バルブが摺動不良となり、最悪の場合、バルブが折損し、異音が発生するとともにエンジンが停止するおそれがある。

改善措置としては、全車両、エンジン制御プログラムを書き換えるとともに、EGRバルブを対策品に交換する。また、ヘッドカバーステーを形状変更品に交換する。さらに、部品交換作業後の点検で吸気バルブから異音がしている場合は、シリンダヘッド一式を交換する。

不具合は46件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る