データ・テックは、低速旋回での判定ができるフォークリフト用ドライブレコーダの新製品「SRフォークリフト N」を販売開始した。
フォークリフトの労働災害は、年間1982件で、そのうち死亡災害事故は34件に及ぶという。SRフォークリフト Nは、フォークリフトによる荷役で発生する「物損・人身事故対策(安全)」「品質の安全確保による荷主へのアピール(品質)」「企業の取組みイメージの向上(コンプライアンス)」をサポートする。
新製品は、2台のカメラにより、前方だけでなく後方や、運転者の安全確認状況や、周囲の環境情報を映像で収集。常時収録することで急操作だけでは見つからなかった些細な事故も逃さず記録できる。
また、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPSにより、旋回中の加減速や急ブレーキ/急発進、スイッチバックの挙動など、さまざまな運転操作を確認できる。解析結果はA4用紙1枚に帳票として印字可能。フォークリフトの挙動から運転者の運転のクセを見極め、事故予防のための運転操作改善に役立てることができる。
価格はオープン。