【DIYショウ15】イベントは“B to C”へ「お祭り的要素を取り入れたい」
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「DIYショウには、企業向けに展示する“B to B”と一般ユーザー向けの“B to C”という2つの側面があり、今後はどちらに重点を置くかは、協会内でも議論していた。その中で今年は第50回という記念も含めて、より一般ユーザーにアピールしようという“B to C”に舵を切った」(志村会長)。
その結果どうなったか。志村会長は「来場者数10万人を超えるという集客効果があった。出展企業側も一般ユーザーの声を直接聞け、一般ユーザー側もより親しめるものとなり、自然と業界が活性づく。この結果から、DIYショウは第50回をたたき台とし、ユーザーの間口を広げる方向に振るべきだと考えた」と話した。
第50回では、企業が様々なデモンストレーションを行なうなど、一般ユーザーへのアピールが目立った。この流れについて志村会長は「協会が指揮をとった訳ではなく、出展者側が自然と行なったもの。結果、これが来場者に好評であった」と説明。「来年の第51回も、こういう流れをもっと沢山取り入れていこうと考えている。例えばホビーショーのような“お祭り”的な要素は、DIYショウにも取り入れるべき」(志村会長)とのことだ。
《阿部哲也》