レクサスは11月19日(日本時間11月20日)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー14において、コンセプトカーの『LF-C2』を初公開した。
車名の「LF」とは、レクサスのコンセプトカーに共通するネーミング。LF-C2は、レクサスが目指すエモーショナルなデザインをテーマにしたデザインスタディとなる。その正体は、新型2ドアクーペ『RC』のオープン版を示唆したコンセプトカー。
デザインは、光からインスピレーションを得た。2+2シーターのGTカーで、自然と一体となったドライビングが楽しめる設計。開閉式ルーフを持たないオープンボディは、レクサスによると、走りの情熱を具現化しているという。
外観は、ボディ表面の造形により、陰影が見る角度や光の種類によって変化するフォルム。ボディカラーには、陰影の変化を際立たせる新開発のゴールドイエローを採用。精緻に編み込まれたメッシュ形状のスピンドルグリルは、見る角度により異なる表情を醸し出す。足元は、5本スポークの20インチアルミホイールが、存在感を強調した。
室内は、リアデッキを起点として、センターコンソールからダッシュボードまでを含めた一体感ある構成。タッチパッドを用いたリモートタッチを採用するなど、機能的かつシンプルなデザインが特徴。また、手によく馴染むレザーステアリングと、身体にフィットするシートを装備。レクサスは、「走りの楽しさを、よりダイレクトに表現」と説明している。