ブリヂストン・花王の新シリカ分散向上剤を実験…粘度が“モンブラン”から“おかゆ”に

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新シリカ分散向上剤の流動性比較を実験(11月19日、ブリヂストン・花王 高性能タイヤゴム材料共同開発発表)
新シリカ分散向上剤の流動性比較を実験(11月19日、ブリヂストン・花王 高性能タイヤゴム材料共同開発発表) 全 8 枚 拡大写真

ブリヂストンと花王が共同開発した高機能タイヤゴム材料「サステナブル分散性向上剤」。11月19日の共同記者会見では、この新シリカ分散向上剤と従来型分散剤との流動性比較を実験で示した。

実験では、ゴム類似化合物(スクワレン)とシリカを混ぜた材料に、分散剤ゼロ、従来型分散剤入り、新シリカ分散向上剤入りの3タイプを用意。それぞれの粘度を目で見えるかたちで示した。

結果は、その粘度を食べ物でたとえると、分散剤なしがモンブラン、従来型分散剤がプリン、新シリカ分散向上剤がおかゆという感じ。両社が共同開発したサステナブル分散性向上剤が「シリカがよくほどけ、低粘度」に作用したことが示された。

「より多くのシリカを適正に配置できる」というこのサステナブル分散性向上剤。同剤が活用された商品が、乗用車用低燃費タイヤ『ECOPIA EX20シリーズ』だ。ブリヂストンは「今後、建機用やトラック・バス用のタイヤにもこの技術を拡大させていく」と話していた。

《レスポンス編集部》

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