新日本無線、HV・EVのレゾルバ励磁回路に最適な車載対応オペアンプを量産開始

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オペアンプNJU77903
オペアンプNJU77903 全 1 枚 拡大写真

新日本無線は、レゾルバ励磁回路の設計容易化、実装基板やECUの小型化、軽量化および信頼性の向上を実現する、40V耐圧、36V動作の車載対応オペアンプ「NJU77903」を量産開始した。

NJU77903は、ハイブリッド自動車や電気自動車等で用いられるモータ軸や回転シャフトの角度検出センサであるレゾルバ励磁用途に最適なオペアンプだ。レゾルバ励磁回路など高電圧、高出力電流の用途では、オペアンプとトランジスタなど複数の部品を組み合わせることで高出力電流に対応していたため、回路設計の複雑化、実装基板やECUの大型化、信頼性の低下など問題があった。

新製品は1個のオペアンプだけで高耐圧40V、動作電圧36V、高出力電流200mAp-pに対応でき、設計の容易化、実装基板やECUの小型軽量化、信頼性向上を実現。また、高耐圧、高出力電流能力により、半導体テスト装置内部のバイアス用途、装置間のデータ送信出力ラインドライバ用途にも最適な製品となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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