ハード&ソフトの流通データから判明した、任天堂vsソニーの明暗

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2015年3月期 第2四半期の決算報告より
2015年3月期 第2四半期の決算報告より 全 2 枚 拡大写真

ゲーム流通大手のハピネットは2015年3月期 第2四半期の決算報告で、同社が取り扱う任天堂やソニーの取扱高についても報告をしています。

それによれば、任天堂の据置機は前年同期比23.5%の伸び、一方で携帯機は19.3%の減少でした。ソニーの据置機は37.6%の減少、携帯機は4.6%の減少でした。ただし、ハピネットは任天堂流通の約25%を占めると言われますが、ソニー系列のシェアは極僅かと見られ、これが市場全体の動向を示すものとは必ずしも言え無さそうです。

商材別では任天堂の据置機のハードが9.4%減少、ソフトが54.9%増加、アクセサリーが64.4%増加でした。携帯機はハードが48.6%の大幅減少、ソフトが6.9%の増加、アクセサリーが33.8%の減少。合計の売上高は152億円で、伸び率は▲12.5%。

任天堂関連では据置機が伸び、携帯機が伸び悩んでいるという任天堂の説明が、流通の数字でも示された形です。

任天堂関連商材の動向

プレイステーション関係は据置機のハードが50.2%の増加、ソフトが56.4%の減少、アクセサリーが32.2%の減少。携帯機はハードが17.2%の減少、ソフトが3.3%の増加、アクセサリーが50.5%の減少。全体の売上高は28億円で、前年同期比▲20.3%。

プレイステーション関連商材の動向

ゲーム流通大手のハピネット、任天堂の据置機は成長、携帯機は伸び悩み

《土本学@INSIDE》

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