すばる望遠鏡の広視野カメラで宇宙初期に出現した銀河を発見

宇宙 科学
今回の観測で見つかった131億光年先のライマンα輝線銀河(LAE銀河)のカラー画像(出典:東京大学/国立天文台)
今回の観測で見つかった131億光年先のライマンα輝線銀河(LAE銀河)のカラー画像(出典:東京大学/国立天文台) 全 1 枚 拡大写真

国立天文台は、東京大学宇宙線研究所の研究者をはじめとする研究チームが、すばる望遠鏡の広視野カメラSuprime-Camを使って、すばる望遠鏡にとって最も遠い宇宙をこれまでにない感度で探査し、ビッグバンから7億年後の宇宙にある銀河を7個発見したと発表した。

過去の研究結果から推定して、ビッグバンから7億年後頃の宇宙にある銀河は、数十個見つかるだろうと予想されていた。しかし、実際に見つかった数は予想よりも少なかった。これは銀河の数が急に増えたと見られる。

今回の観測で、ビッグバン間もない頃の宇宙でライマンα輝線を出す銀河が突然姿を現した様子が、初めて描き出されたとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る