すばる望遠鏡の広視野カメラで宇宙初期に出現した銀河を発見

宇宙 科学
今回の観測で見つかった131億光年先のライマンα輝線銀河(LAE銀河)のカラー画像(出典:東京大学/国立天文台)
今回の観測で見つかった131億光年先のライマンα輝線銀河(LAE銀河)のカラー画像(出典:東京大学/国立天文台) 全 1 枚 拡大写真

国立天文台は、東京大学宇宙線研究所の研究者をはじめとする研究チームが、すばる望遠鏡の広視野カメラSuprime-Camを使って、すばる望遠鏡にとって最も遠い宇宙をこれまでにない感度で探査し、ビッグバンから7億年後の宇宙にある銀河を7個発見したと発表した。

過去の研究結果から推定して、ビッグバンから7億年後頃の宇宙にある銀河は、数十個見つかるだろうと予想されていた。しかし、実際に見つかった数は予想よりも少なかった。これは銀河の数が急に増えたと見られる。

今回の観測で、ビッグバン間もない頃の宇宙でライマンα輝線を出す銀河が突然姿を現した様子が、初めて描き出されたとしている。

《レスポンス編集部》

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