ようやく決まった就職活動なのに…“内定ブルー”を発症する大学生が急増中

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内定獲得後に不安・憂鬱になった理由
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 内定を獲得して就職活動を終了した大学生の73.2%が、内定獲得後に不安や憂鬱な気分になっていることが、アイデムが11月21日に発表した「2015年度就職活動に関する調査」結果より明らかになった。

 調査は、2015年3月卒業予定で民間企業への就職を希望している大学4年生と大学院2年生男女459名を対象に実施。調査期間は10月1日~7日。

 10月1日時点の内定獲得状況は「内定あり」が76.3%に上る。男女別にみると、男性が78.6%、女性が74.3%で、男性の方が4.3ポイント高い。文理別にみると、文系が72.8%、理系が82.2%で、理系の方が9.4ポイント高い。また、内定獲得者の内定社数は平均1.96社となった。

 就職活動の進捗状況が「内定獲得・就活終了段階」と回答した学生に、就職活動を修了した時期を聞いたところ、「5~6月」がもっとも多く39.1%、「3~4月」28.3%、「7~8月」18.5%などが続いた。女性よりも男性、文系よりも理系、中小企業よりも大企業志向の方が早く終える傾向にあった。

 また、内定を獲得してから不安や憂鬱な気分になったことがあるか聞いたところ、73.2%が「内定ブルー」に陥っている。その理由は、「もっとほかに良い企業があるのではないか」が39.7%ともっとも多く、「自分は社会人としてやっていけるのか」37.2%、「入社予定企業の同期や社員とうまくやっていけるのか」29.8%などが続いた。男性よりも女性、理系よりも文系の方が内定ブルーに陥りやすい傾向にある。また、志望度が低い企業に入社予定である学生ほど「もっとほかに良い企業があるのではないか」の回答割合が高くなり、第四志望以下の企業に入社予定の学生では65.8%に上る。

7割以上が「内定ブルー」、文系や女性に多い傾向

《工藤めぐみ》

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