【IIHS衝突安全】スバル インプレッサ、前面衝突回避性能テストで最高評価

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スバル インプレッサ(米国仕様)
スバル インプレッサ(米国仕様) 全 3 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は11月21日、スバル『インプレッサ』の2015年モデルに、前面衝突予防性能を評価する新試験プログラムを行い、最高の安全性を備えた「トップセーフティピック+」に認定すると発表した。

すでに2014年モデルが、IIHSからトップセーフティピック+に指定されているインプレッサ。今回の評価は、2015年モデルにオプション設定される衝突回避システム、「アイサイト」装着車に対して、与えられるもの。

IIHSは前面衝突予防性能を評価する新試験プログラムは、2013年9月から開始。前面衝突予防システムをオプション/標準装備する車種に関して、自動ブレーキ機能の有無や自動ブレーキの検証テストを行ったうえで、衝突回避性能を、上から「スーペリア」、「アドバンスド」、「ベーシック」の3段階で評価する。

このテストでは、先行自動車のリア部分に見たてた静止目標に向かって、IIHSのエンジニアが20km/hおよび40km/hで車両を走らせ、自動ブレーキによる減速性能を検証する。最高評価の「スーペリア」を獲得するには、自動ブレーキ試験で4‐5ポイント、前面衝突警報付車両への1ポイントの加算を含め、総合5ポイント以上(最高6ポイント)が必要とされる。

IIHSでは、2015年モデルのインプレッサのアイサイト装着車で、衝突回避テストを実施。この結果、総合評価で最高の6ポイントを得て、最高評価のスーペリアと認定された。

この結果を受けて、スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「過去5年間、全モデルがIIHSからトップセーフティピックに認定された唯一の自動車メーカーであることを、誇りに思う」とコメントしている。

《森脇稔》

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