米国産クラシックカーショーで被災ペット救う取り組み…チャリティーオークション併催で

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4thアメリカンヒストリックカーショー&チャリティーオークション
4thアメリカンヒストリックカーショー&チャリティーオークション 全 16 枚 拡大写真
11月16日、富士Calm(山梨県富士吉田市)において、4回目となる「アメリカンヒストリックカーショー&チャリティーオークション」が開催された。主催はAHCS事務局。

東日本大震災が起きた年の秋、同イベントは初開催された。多くの自動車に関するイベントが休止を宣言するなど自粛ムードが漂う中で開催した理由を主催者の一人は、「あえてイベントを開催することで、クルマ好きの人たちに元気を取り戻してもらいたいと思ったこと。それから、被災した地域のペットたちを助けるために活動している団体を支援するために、チャリティーオークションを行いたかったからだ」と語る。

そのチャリティーオークションは今回も開催されており、参加者から提供された品々をオークションにかけ、その売上金全額を支援団体に寄付を行った。

このイベントへの参加資格は、1990年までに生産が開始されたアメリカ車、あるいはアメリカ製エンジンを搭載したクルマで、約170台がエントリーした。

当日は快晴の中、オリジナルコンディションに近いアメリカ車が多く集合。最も古いクルマは1925年製のフォード『モデルT』であった。それ以外にも、モパー系と呼ばれるクライスラーのハイパフォーマンスモデルが多数参加。中でも、プリマス『スーパーバード』や、初代『バラクーダ』の姿を見せ、見学者の注目を集めていた。

また、フォード『マスタング』、シボレー『シェベル』、プリマス『バラクーダ』の50周年も特別展示スペースを設け、お祝いされた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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