セアト のスペイン工場、期間工を採用へ…アウディ Q3 の需要増に対応

自動車 ビジネス 企業動向
セアトのスペイン工場で生産されるアウディQ3
セアトのスペイン工場で生産されるアウディQ3 全 1 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは11月18日、スペインのマルトレル工場に、233名の期間工を雇用すると発表した。

今回の増員は、セアト『イビーサ』とアウディ『Q3』に対する需要が増していることへの対応。

フォルクスワーゲンは2011年6月から、グループ内での生産効率引き上げを目的に、アウディQ3をセアトのスペイン工場で生産。アウディ車がセアトの工場で組み立てられるのは、初となった。

フォルクスワーゲングループは、セアトのマルトレル工場に、Q3の生産に備えて3億3000万ユーロを投資。生産ラインを大幅に改修した。同工場は最大で、年間10万台のQ3を組み立てる能力を持つ。

アウディQ3は、欧州で初の大幅改良モデルを発表したばかり。今後、需要が増すことが見込まれるため、セアトはスペイン・マルトレル工場に期間工を採用して、需要に対応していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る