中学受験の弊害か…小学校高学年になるほど英語を学ぶ子が減少

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 中学受験を目指す小学生は学年が上がるにつれて英語学習をする割合が減少し、小学1、2年生が約7割であるのに対し、小学6年生になると約3割に落ちこんでいることが、浜学園が11月18日に公表した調査結果より明らかになった。

 「中学受験を考えるご家庭の家庭学習とメディア利用状況調査」は、浜学園全塾生(小1~小6)約8,000名を対象に実施し、1,666名の有効回答を得た。調査期間は7月8日~7月22日。2014年の調査は、「テレビ視聴」「好きな科目」「英語教育」「ICT教育」「デジタル機器の利用状況」など多岐にわたる。

 好きな科目は、全学年を通して「算数」がもっとも多く、「体育」「音楽」も人気がある。「社会」「理科」は学年が上がるにつれて好きになる傾向がみられる。

 英語教育について、家庭で学習している割合は「1年」が20.0%ともっとも高く、学年が上がるにつれて減少している。また、英会話教室等の家庭外で学習している割合は「1年」46.7%から「2年」67.1%で増加しているが、それ以降は学年が上がるにつれて減少している。

 一方、英語学習をしていない割合は、「2年」の28.8%を境に増加し、6年では68.6%に上る。学年が上がると受験勉強が忙しくなり、英語学習に時間を割くのが難しくなっている傾向があるようだ。

中学受験を目指す小学生、学年が上がるほど英語学習者が減少

《工藤めぐみ》

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