米国の自動車最大手、GMが2015年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー15でワールドプレミアするプラグインハイブリッド車(PHV)、シボレー『ボルト』の次期型。同車の最新予告イメージが公開された。
これは11月20日、シボレーが公式サイトを通じて配信したもの。ロサンゼルスモーターショー14の開幕に合わせて11月19日、現行ボルトの一部オーナーをロサンゼルスに招待。その席で、次期ボルトの表情が、少しだけ披露されている。
GMは2014年10月末、次期シボレー『ボルト』のパワートレインの概要を公表。2世代目となる次期ボルトでは、パワートレインを一新。2モーターのPHVシステムは、現行比で電費効率をおよそ5-12%引き上げる。加速性能は、現行比で20%以上アップ。45kgの軽量化を図る。
また、二次電池は、韓国のLG化学と共同開発。蓄電容量は、現行比で20%向上させ、EVモード時の航続距離を伸ばす。セルの総数は288から192へ低減。バッテリー単体重量も、13kg軽量化。
さらに、発電用の直列4気筒ガソリンエンジンは、排気量を現行の1.4リットルから1.5リットルに拡大。新開発の直噴ユニットとなる。
なお、次期ボルトは2015年1月、デトロイトモーターショー15で初公開される予定。今回、シボレーが配信した予告イメージからは、現行型から大きく変わる表情が見て取れる。