マツダは11月26日、警察用パトロールカーとして架装した『CX-5』を、広島県警察本部交通部高速道路交通警察隊に2台提供したと発表した。
今回の車両提供は、今年度末に予定されている中国横断自動車道尾道松江線の全線開通など、年々高速道路が延伸する中で、冬期の高速道路における交通警察活動用に、CX-5をモニター車両として提供したもの。
提供したCX-5は、厳しい使用環境を踏まえて、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」と四輪駆動(4WD)システムを搭載したモデルとした。
SKYACTIV-D 2.2は低速から高速までスムーズでリニアなレスポンスと力強い走りに加え、18.0kmリットル(JC08モード・4WD)の優れた燃費性能と、高価なNOx後処理装置なしでポスト新長期規制に適合した環境性能を実現。高速道路における長距離走行に適している。
また、CX-5の4WDシステムは、わずかなタイヤスリップなどをリアルタイムにモニターし、その変化に応じてクルマ自身が前後輪の駆動力配分を積極的に自動コントロール。冬期の厳しい気象環境下においても安定した走りを保つ。