デンソー、クリーンエアフィルタープレミアム発売…トヨタ紡織と共同開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
パッケージデザイン
パッケージデザイン 全 2 枚 拡大写真

デンソーは、現行のクリーンエアフィルターに、アレル物質の抑制やペット臭の除去、ビタミンC放出などの機能を追加した「クリーンエアフィルター プレミアム」を12月16日に発売開始する。

クリーンエアフィルターは、カーエアコンの風量を十分に確保しつつ、外気の導入時に流入する花粉やホコリなどをカットする役割を担う。現行品は、帯電不織布による高い除塵性能で花粉・ダニ・ホコリなどをろ過するとともに、排出ガスの臭いも除去する。

加えて、年々高まる車室内の快適性向上への関心と要望に応えるため、高機能商品「プレミアム」をトヨタ紡織と共同で開発。パッケージデザインも一新し、現在のラインアップに追加した。

今回発売するクリーンエアフィルター プレミアムには3つの機能が追加。1つ目は、フィルターで補足したアレル物質の活動を抑制。2つ目は、現行品の排出ガスの代表的な臭い(アセトアルデヒド)に加え、ペット臭の代表的な臭い(アンモニア)を除去。3つ目はフィルターに塗布されたビタミンCセラミックスから肌水分量のアップ効果があるビタミンCを放出する。

一般的に上記のような機能を追加すると、フィルターの目を細かくしたり、活性炭の量を増やしたりする必要があるため、通常、通気性に影響する。そのためフィルターの繊維の径・量・構造、活性炭仕様を一から見直して、新たな機能を追加しながらも、従来の除塵性能と風量を維持する製品を開発した。

同商品は、全国のトヨタディーラーで販売する。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る