全日本ラリー選手権…ヨコハマタイヤ装着車、5クラスでシリーズチャンピオンに

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JN6クラス「ADVAN PIAAランサー」(奴田原文雄/佐藤忠宜選手)
JN6クラス「ADVAN PIAAランサー」(奴田原文雄/佐藤忠宜選手) 全 5 枚 拡大写真
横浜ゴムがサポートしたヨコハマタイヤ装着車が全日本ラリー選手権において、全6クラス中5クラスでシリーズチャンピオンを獲得した。

獲得したのはJN6、JN5、JN4、JN2、JN1クラス。同社が2013年に投入したラリー・ダートトライアル用タイヤ「ADVAN A053」がグラベル(非舗装路)で高い戦闘力を実証したことに加え、ターマック(舗装路)でもスポーツタイヤ「ADVAN A050」が安定した強さを発揮し、ヨコハマタイヤユーザーの勝利を足元から支えた。

最大排気量車で競われるJN6クラスには、『ランサーエボリューションX』を駆る奴田原文雄/佐藤忠宜選手(ADVAN PIAA Rally Team)が参戦。全9戦のうち第2戦、3戦で優勝、終盤の第6戦、7戦でも優勝して勢いに乗った奴田原/佐藤組は最終戦を待たずに5年ぶりの王座獲得を達成。最終戦も優勝し年間5勝を飾った。

JN5クラスでは第4戦から4連勝した鎌田卓麻/市野諮選手、JN1クラスではベテランの中西昌人/美野友紀選手が安定した強さを見せタイトルを手にした。今季から新設された改造範囲を厳しく制限したRPN車両部門ではJN4クラスの竹内源樹/加勢直毅選手、JN2クラスの田中伸幸/藤田めぐみ選手が常に上位をキープし続け、初代チャンピオンの栄冠に輝いた。

横浜ゴムはFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)へのオフィシャルタイヤ供給をはじめ、ラリー、ダートトライアル、ジムカーナなどユーザー参加型レースも幅広くサポートしている。今後も世界トップレースからローカルレースまで国内外での様々なモータースポーツ活動を通して、ヨコハマタイヤの認知度向上を図るとともに、自動車産業およびモータースポーツマーケットの成長発展・活性化に貢献していく。

《成瀬雄太@DAYS》

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