JR西日本、「プラレールカー」運行期間を来年8月まで延長

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北陸新幹線が新たにモチーフに加わった大型ジオラマ。
北陸新幹線が新たにモチーフに加わった大型ジオラマ。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本とタカラトミー、パナソニックの3社は12月1日、「プラレールカー」を連結した山陽新幹線の500系『こだま』の運行期間を、2015年8月まで延長すると発表した。

「プラレールカー」は、500系1編成(V2編成)の1号車を改造し、車内にプラレールの大型ジオラマや子供向けの運転台などを設置したもの。今年7月19日から運行を開始した。3社によると、運行開始から4カ月間で延べ約1万7000人の子供が乗車。当初は2015年3月までの運行を予定していたが、運行期間の延長を要望する声が多いことから、同年8月まで延長することにした。

今回の延長に伴い、「プラレールカー」のリニューアルも2015年3月までに順次実施される。大型ジオラマを北陸新幹線と山陽新幹線をモチーフにしたものに改修するほか、記念キャラクタースタンプ、車庫や洗車機をモチーフにした大型玩具などで遊べるプレイゾーン内の動画コンテンツ、乗車記念に配布する記念キャラクターシールの内容やデザインを変更する。また、貸出し用のプラレールや絵本に新しい種類を追加し、モバイルバッテリーの貸出しサービスも新たに始める。

「プラレールカー」を連結した500系『のぞみ』の運転日などは、JR西日本が四季ごとに発表している臨時列車の概要で案内する。12月17日から2015年1月18日までは車両の定期検査を実施するため運行しない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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