欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは11月26日、スペインのマルトレル工場に、150名を新規雇用すると発表した。
今回の新規雇用は、新型セアト『レオン』の販売が好調なことへの対応。150名は2015年1月7日から、スペインのマルトレル工場に勤務する。
2014年は現時点で、セアトは累計800名以上を新規に採用。11月最終週だけでも233名を増員しており、この中には45名の新卒者も含まれる。
マルトレル工場の2014年1-10月の生産台数は、37万4700台。前年同期に対して、13.3%増えた。
セアトの生産担当、Andreas Tostmann副社長は、「マルトレル工場はスペイン最大の自動車工場。欧州でも、最も競争力が高く、効率的で近代的な工場のひとつ」と語っている。