トヨタ、タカタ製エアバッグリコール問題で第三者機関の調査を提案

自動車 ビジネス 企業動向
タカタによるクラッシュテスト(資料画像)
タカタによるクラッシュテスト(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国現地法人は12月2日、各自動車会社が実施しているタカタ製エアバッグインフレーターのリコールについて、独立の第三者機関による調査を行うことを提案した。

この1年ほどで、タカタ製のエアバッグインフレーターに関し、複数の自動車会社がNHTSAやタカタとも協力しながら、米国でリコールを実施、公表している。

トヨタの提案は、自動車業界全体の取り組みとして、同リコールの対象となっている他の自動車会社にも参加を呼び掛けることで、試験・分析結果を共有し、最善の修理対応を検討するというもの。インフレーターのモデルごとに、具体的な問題は異なりうるが、第三者機関による調査を通じ、修理が必要なインフレーターを確実に特定し、迅速に修理することを目指す。

調査を依頼する第三者機関は現在検討中。今月より、同リコール対象の各自動車会社へ参加を呼びかけ、協力の可能性について議論していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  4. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
  5. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る