スバル 米国販売、2014年の年間新記録が確定…1-11月で46万台

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スバル アウトバック(北米モデル)
スバル アウトバック(北米モデル) 全 5 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは12月2日、11月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、11月としては過去最高の4万5273台。前年同月比は23.6%の大幅増で、36か月連続で前年実績を上回った。

牽引役を果たしたのは、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。新型投入の効果で1万4128台。前年同月比は59.6%増と、5か月連続で増加した。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、新型投入により、96.9%増の5733台と5か月連続のプラス。

2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』は、11月の記録を更新する1万3879台を販売。前年同月比は3.5%増と、堅調だった。フォレスターの月販台数が1万台を超えたのは、16か月連続。

2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。11月は5799台を販売。前年同月比は9.2%増と、引き続き好調。

また、新型『WRX』シリーズも、良好な立ち上がり。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で発表された新型WRXが、新型『WRX STI』を含めて、11月の新記録となる2707台を販売。前年同月比は、79.6%増だった。一方、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は11月、2589台を販売。前年同月比は31.3%減と、5か月連続のマイナス。

スバルの2014年1-11月米国新車販売は、前年同期比20.6%増の46万3770台と、2013年の42万4683台を上回る年間販売記録が確定。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「2014年はスバルにとって、歴史的な1年。年間では50万台を超えるだろう」と語っている。

《森脇稔》

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