近鉄、内部・八王子線の経営移管までフリー切符発売

鉄道 企業動向
「内部・八王子線1dayフリーきっぷ」のデザイン(表面)。発売当日に限り内部・八王子線が自由に乗り降りできる。
「内部・八王子線1dayフリーきっぷ」のデザイン(表面)。発売当日に限り内部・八王子線が自由に乗り降りできる。 全 2 枚 拡大写真

近畿日本鉄道(近鉄)は12月10日から、三重県四日市市内の内部・八王子線が利用できるフリー切符「内部・八王子線1dayフリーきっぷ」を発売する。

内部・八王子線は、近鉄四日市~日永~内部間5.7kmの内部線と、日永~西日野間1.3kmを結ぶ八王子線の総称。2本のレール幅(軌間)はJR在来線などより狭い762mmを採用しており、全国的にも貴重な存在となっている。

利用者の減少に伴う経営の悪化を受け、2015年春頃に公有民営の上下分離経営に移行する予定。四日市市が内部・八王子線の施設を保有し、近鉄と四日市市が設立した四日市あすなろう鉄道が列車を運行する。

「内部・八王子線1dayフリーきっぷ」は、発売当日に限り内部・八王子線が自由に乗り降りできる。発売額は大人500円・子供250円。発売期間は12月10日から「四日市あすなろう鉄道株式会社へ運営を移行する前日」までとしている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る