親として忘れてはならないこと…子どもの自転車の定期点検

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子どもに自転車を買い与えた時期
子どもに自転車を買い与えた時期 全 4 枚 拡大写真

 小学校低学年までに約9割が子どもに自転車を買い与えており、4割以上が子どもの自転車保険に加入していることが、自転車の安全利用促進委員会が実施した調査から明らかになった。定期点検については6割が行っておらず、関心が低い傾向にある。

 同委員会は、自転車の選び方やメンテナンス、正しいルールなど自転車利用に関するさまざまな情報発信を行っている。調査は10月10日から11日、30代から40代の子どもがいる保護者(母親)を対象にインターネット調査を実施。516名から回答を得た。

 初めて自転車を買い与えるタイミングは「3~6歳」がもっとも多く、全体の70.5%だった。「0~2歳」3.5%、「小学校1~2年生」14.9%をあわせると、低学年までに1台目を購入した人は約9割にもなる。2台目の時期に関しては「小学校1~2年生」が46.9%、「小学校3~4年生」が25.6%。

 購入した際に重視した点を聞くと、「子どもの体型にあっているか」72.5%、「子どもが乗りやすい自転車であるか」69.0%、「価格」62.6%が上位となった。その後は「デザイン」61.6%、「安全性」50.4%が続いた。子どもの自転車をサイクルショップで点検する頻度を聞くと、「定期点検は行っていない」が63.6%。購入後のメンテンナンスについては、関心が低い傾向にある。

 子どもが自転車を利用する際に心配なことでは、「事故の被害者になること」が85.9%ともっとも多かった。そのほかは「交通量が多い道路での自転車の運転」84.3%、「事故の加害者になること」79.8%など。

 子どもの自転車保険については、45.2%が「加入している」と回答。多くの人が加入する一方で、「加入しておらず、加入を検討していない」24.4%、「自転車保険の存在を知らない」11.2%が続いた。

子どもの自転車、定期点検は6割が行わず

《黄金崎綾乃》

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