ボルボカーズ 世界販売、2.6%増の3.9万台… XC60 が牽引 11月

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ボルボ XC90
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スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは12月2日、11月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万8941台。前年同月比は2.6%増と、17か月連続で前年実績を上回った。

市場別では、西欧の回復傾向が続く。11月は1万5783台を売り上げ、前年同月比は3.4%増と、10か月連続のプラス。このうち、地元スウェーデンは5718台を販売し、前年同月比は6.5%増と、11か月連続で増加した。欧州では、『V40』が販売の中心。

また中国では11月、6933台を販売。前年同月比は15.6%増と、2桁増を維持する。『XC60』や中国専用ロングボディの『S60L』が牽引役を果たす。一方、米国では11月、3623台にとどまった。前年同月比は14.4%減と、3か月ぶりに前年実績を割り込む。

車種別の11月販売実績では、XC60が1万2360台を売り上げ、引き続きボルボカーズの最量販車に。前年同月比は22.1%増と、19か月連続のプラスとなった。新型V40シリーズが前年同月比2.1%減の9591台、『V60』が前年同月比10.8%減の4773台で、これに続く。

新型V40シリーズでは、通常のハッチバックが前年同月比3%減の7328台と、4か月ぶりに減少。『V40クロスカントリー』は、0.9%増の2263台と、引き続き好調。

ボルボカーズの2014年1-11月世界新車販売は、前年同期比8.8%増の41万8821台。2013年の世界新車販売は、前年比1.4%増の42万7840台だった。ボルボカーズのマーケティング・営業&顧客サービス担当、アラン・フィッセル上級副社長は、「ロサンゼルスモーターショー14で初公開した『V60クロスカントリー』に、好意的な反応が寄せられている」と述べた。

《森脇稔》

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