【東武ファンフェスタ】会場は歳末セール!? 東野交通のバス部品からJAの群馬産ネギまで

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展示車両たち。左から60000系、1800系、200系、100系(2014 東武ファンフェスタ)
展示車両たち。左から60000系、1800系、200系、100系(2014 東武ファンフェスタ) 全 32 枚 拡大写真

埼玉県久喜市の東武鉄道南栗橋車両管区で7日に開催された「2014 東武ファンフェスタ」は、家族やファンで混雑するなか、行列をつくる“買い物客”の姿もあった。

ことしで10回目を迎えるこの車両基地イベント。車両の撮影エリアや体験乗車コーナーの混雑ぶりと同様に、物販テントや飲食テントも盛況だった。

栃木県宇都宮市に本社をかまえる東野交通は、路線バス車両の部品などを販売。「お宝メニュー」と記された販売リストを見ると、運賃表示機(5000円)、枠付方向幕(8000円)、東野観光社名パネル(10000円)、両替機缶(20000円)などに赤の抹消線が引かれていた。バス停や車両ランプ類、8トラテープなども販売され、同社は「一部は午後に値下げしたものもある。意外なものも売れ切れになった」と話していた。

群馬県みどり市のわたらせ渓谷鐵道は、乗務員用時刻表や乗車券硬券、整理券などを販売。踏切に付く「おねがい」と記された看板(2000円~)なども「どうですか?」と売り込んでいた。

このイベントに「連れてこられた」という女性は、地元グルメや限定メニューに注目していたようす。この日は車両基地内にJA全農グループも出店。夕方になると群馬県産ネギを持った男性が「こうなったら2束で100円!」と大声で客を集めていた。「孫が行きたいっていうから」と笑う春日部市の60代女性は、東武百貨店のテントで「限定50点」の洋菓子福袋(1000円)を買って帰っていった。

ジャガイモ入り「栃木やきそば」や「上州館林名産ソース焼そば」に並んだという30代の女性は、「電車はぜんぜんわからないからパパに任せて、北関東の焼きそを食べ比べした。東武動物公園のヤギや羊を見ながらひとりで食べちゃった。パパには内緒で」と話していた。

《レスポンス編集部》

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