国土交通省、商船三井の事故原因調査…船底座屈をシミュレーションで再現

船舶 行政

国土交通省は、第6回「コンテナ運搬船安全対策検討委員会」を開催し、2013年6月に折損した、商船三井の事故船と同型船に見られた船底座屈のシミュレーションによる再現を行うことを決めた。

コンテナ運搬船安全対策検討委員会は、2013年6月にインド洋で折損した商船三井運航の「MOLコンフォート」の事故を機に、大型コンテナ船の安全対策を検討するもの。

委員会では、事故船以外と異なる設計の大型コンテナ船について、船体に作用する荷重と船体強度のシミュレーションを行うため、解析対象とする大型コンテナ船の検討を行った。事故船が8000TEU級であることから、他の設計の大型コンテナ船を8000TEU級2隻、6000TEU級1隻とすることとした。

また、再現に関する作用荷重を検討し、同型船に折損がないことから、船体強度に達する前の作用荷重で、船底座屈の再現が見られるかシミュレーションを行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る