小惑星探査機「はやぶさ2」のクリティカル運用期間が終了…正常な状態

宇宙 テクノロジー
「はやぶさ2」(CG) (C) JAXA
「はやぶさ2」(CG) (C) JAXA 全 3 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」がクリティカル運用期間を終了したと発表した。

クリティカル運用期間は、ロケットから探査機が分離した後、トラブルなく健全性を確立するまでの期間。

はやぶさ2は、小惑星表面から試料を採取するサンプリング装置ホーン部の伸展、イオンエンジンの方向を制御するジンバルの打上時保持機構(ロンチロック)解除、探査機の3軸姿勢制御機能、地上の精密軌道決定システムの機能確認など、重要なシーケンスが正常に実施されたことを確認。クリティカル運用期間を終了した。現在、探査機の状態は正常を保っている。

JAXAでは、サンプリング装置ホーン部伸展は、はやぶさ2宛ての寄附で製作・搭載した小型モニタカメラの取得画像で確認できたとしている。

はやぶさ2は今後、探査機搭載機器の初期機能確認を約3カ月間かけて実施する予定。

《レスポンス編集部》

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