【フィアット パンダ 4×4 試乗】環境、天候を問わない安心感…島崎七生人

試乗記 輸入車
フィアット パンダ 4×4
フィアット パンダ 4×4 全 9 枚 拡大写真

オンデマンド方式の4WD(ELD=電子式デフロック付き)であること、5~30km/hで有効なシティブレーキコントロール搭載、6速のMT車であることなどが、限定車の『パンダ 4×4』の実利的特徴だ。

【画像全9枚】

文明堂のカステラ巻を連想する(!?)シフトノブ形状のMTは、ささやかな2気筒875ccマルチエアインタークーラーターボの性能を、より活かし切って走れる。出足、低速のスムースさは5速(デュアロジック)以上だし、100km/hは6速なら3000rpmを切るエンジン回転数で効率的に走れる。支点の近いシフトはコクコクとリズミカルに操作できるのがいい。ECOモードをボタンで外せば、メキメキと逞しい走りにもなる。

車高(1615mm)はFFより65mm高く、タイヤは175/65R15。最低地上高の正式なスペックが手元にないが、ロードクリアランスは明らかに余裕があり、FFより高めの着座位置は、優位の状況を悠々と見渡しながらの走りを実現している。車検証上の車重は1130kgだが乗り味もドッシリとしたもので、小さいが安心感のあるクルマの印象。

写真の“タスカングリーン”は限定車専用色だが、4×4専用の内・外観のカラーリング、デザインも大人びていて、とてもセンスがいい。いかような環境、天候にも適応できるし、こんなクルマが手元にあっったら、通年、安心感たっぷりの生活が送れるに違いない…と思った。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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