ヒュンダイ、カナダ初の燃料電池車を発売

自動車 ビジネス 海外マーケット
ヒュンダイ ツーソン・フューエルセル
ヒュンダイ ツーソン・フューエルセル 全 1 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーターのカナダ法人、ヒュンダイオートカナダは11月26日、カナダで初となる燃料電池車の一般向け販売を開始した。

この燃料電池車は『ツーソン・フューエルセル』。2013年夏、『ix35フューエルセル』として欧州市場へ投入されたモデル。ヒュンダイのCセグメント主力SUV、『ix35』(北米名:『ツーソン』)をベースに開発された燃料電池車で、最大出力136psのモーターを搭載。二次電池は蓄電容量24kWhのリチウムポリマーバッテリー。2つの水素タンクには、700バールの圧力で水素を貯蔵する。

最大航続可能距離は480km。0-100km/h加速は12.5秒、最高速は160km/hの性能を備える。ヒュンダイによると、加速性能はガソリンエンジン車と同等という。

ヒュンダイは2013年11月、ロサンゼルスモーターショー13において、ツーソン・フューエルセルの米国市場投入を発表。2014年6月、まずはカリフォルニア州でリース販売を開始した。北米での同車の発売は、カナダが米国に次いで、2か国目となる。

カナダでのツーソン・フューエルセルは、2015年初頭から、バンクーバー地域でリース販売される予定。リース契約の期間は、3年間となる。

ヒュンダイオートカナダのドン・ロマノ社長兼CEOは、「顧客の燃料電池車への関心を高める準備は整っている」と述べた。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
  2. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. ホンダ『プレリュード』新型、シビック タイプRのサスペンションとブレーキ技術搭載へ
  5. 125ccスクーターでもここまで違う!? スズキ『バーグマン』とヤマハ『NMAX』を徹底比較
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る