【リコール】ホンダ・日産・三菱、タカタ製エアバッグ不具合の予防措置で26万台を回収

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ホンダ・フィット(2003年モデル)
ホンダ・フィット(2003年モデル) 全 2 枚 拡大写真

ホンダと日産自動車、三菱自動車は12月11日、タカタ製エアバッグの不具合で、『フィット』『プレサージュ』『ランサー』などのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

対象となるのは、ホンダが『フィット』『ストリーム』『シビックフェリオ』『シビックハイブリッド』『CR-V』『モビリオ』『モビリオスパイク』『ザッツ』『アコード』『アコードワゴン』『エレメント(北米)』の計11車種で、2003年1月6日~2004年2月6日に製造された17万6852台。

日産が『プレサージュ』『エクストレイル』『ティアナ』『ブルーバードシルフィ』『リバティ』『キャラバン』『サファリ』『コモ(いすゞ)』の計8車種で、2003年1月10日~2004年1月14日に製造された8万2951台。

三菱自動車が『ランサー』1車種で、2003年12月2日~12月25日に製造された304台。3社合計で26万0107台。

助手席エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、他社製の車両解体作業時にインフレータ容器の破損が発生した。このため、原因は判明していないが、同年式で同タイプのインフレータはエアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがあることから、全車両、予防的措置として、当該インフレータを良品に交換する。

全車両、予防的措置として、助手席用エアバッグインフレータを良品と交換、回収して不具合原因調査を実施する。 なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。

《纐纈敏也@DAYS》

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