キャセイパシフィック航空、羽田空港にラウンジ新設…「ヌードルバー」も設置

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羽田空港の新キャセイパシフィック・ラウンジのエントランス
羽田空港の新キャセイパシフィック・ラウンジのエントランス 全 5 枚 拡大写真

キャセイパシフィック航空は、東京国際空港(羽田空港)国際線ターミナルの114番ゲート近くに「キャセイパシフィック・ラウンジ」を開設、営業を開始した。

羽田空港・国際線を乗り入れる日系以外の航空会社が自社ラウンジを設けるのは初めて。

羽田空港に開設した「キャセイパシフィック・ラウンジ」の床面積は990平メートルで、ホームタウンである香港以外の自社ラウンジとしては最大級の広さ。搭乗前のファースト・ビジネスクラスの乗客に快適な空間を提供する。

新ラウンジの設計には、イルゼ・クロフォード氏率いるスタジオイルゼを起用、五感にやさしく響く心地良さで乗客に満足してもらうデザイン空間の創出を目指した。木や石など、天然資材を多用することで温もりを演出しながら音響や照明効果にも配慮した。

サクラ材の壁面は、床に敷き詰められた石灰石と組み合わされており、格子状の仕切りや、ザ・ヌードル・バーの壁面に貼られた緑色のセラミックタイル、メインの入口とフード・バーに採用された銅材などで落ち着きのあるアクセントを加えている。

数多くの観葉植物や日本のアート作品を要所に配置する。

ラウンジ全体には3方向の窓から豊富な自然光が差し込み、リビングルームのような雰囲気に仕上げた。ラウンジに配置されたデザイナー家具や照明器具には、実用性と快適性を兼ね備える。窓際には1人掛けの椅子、照明器具と電源ソケットを備えた特製サイドテーブルを設置、利用客は窓外の滑走路の様子や遠方に広がる風景を楽しめる。

また、ラウンジの一角に併設されたビューローと称するビジネススペースには2種類のOSを搭載したiMacとプリンターを完備した計4席のワークステーションを配備する。ラウンジ内では、Wi-Fi網を通じた高速インターネット接続も常時可能。

さらに「キャセイパシフィック・ラウンジ」の象徴的存在としてザ・ヌードル・バーを設置。国際的評価の高い香港国際空港のラウンジでも人気のキャセイパシフィック特製の坦担麺やワンタン麺など、出来立ての本格的麺料理がシェフ自らの手によって用意される。午前11時までの時間帯には、和朝食やフレンチトーストなども提供する。

もうひとつの飲食施設は、フード・バーで、各種サラダやサンドイッチ、キッシュをはじめ、ペイストリー各種と本格的コーヒー・ドリンク各種、デザートといった軽食メニューを数多く取り揃える。

バーでは、乗客にキャセイパシフィック特製のシグネチャー・カクテルを含めたアルコール類と、ノンアルコール飲料がバーテンダーによって用意される。これら新ラウンジにおける飲食サービスは、ホテルオークラのグループ会社が担当する。

《レスポンス編集部》

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