【ハーレー FLHXSE CVO ストリートグライド 試乗】ゴージャスを極めた純正カスタム…青木タカオ

モーターサイクル 新型車
ハーレーダビッドソン FLHXSE CVO ストリートグライド
ハーレーダビッドソン FLHXSE CVO ストリートグライド 全 30 枚 拡大写真

ハーレーダビッドソンには、最上級モデルとなる特別仕様車「CVO」(カスタム・ビークル・オペレーション)というグレードがある。これはスタンダードモデルをベースにフルコンプリートし、受注生産するファクトリーカスタム。純正パーツ&アクセサリーで構成され、そのクオリティーは折り紙付きだ。

【画像全30枚】

そのCVOに、2015年モデルで新たに設定されたのが『FLHXSE CVO ストリートグライド』だ。通常版の『ストリートグライドスペシャル』よりも112cc増しの1801ccエンジンを搭載し、シリンダーヘッドを水冷化。吸排気系もリファインされたVツインエンジンは、アクセルを開けた途端に鋭くダッシュし、トルク、鼓動感、すべてが異次元といえる。

ステレオもオートバイの枠組みを超えた。フロントには6.5インチスピーカーを2つ、リアサドルケースには5x7インチの3ウェイスピーカーを配備し、これを専用装備となる300Wの高出力アンプでドライブ。6.5インチのタッチパネル式ディスプレイではイコライザーも操作でき、屋根のないオートバイのシートで、これほどにまでクリアかつ迫力のあるサウンドが聴けるとは、驚くほかない。

まばゆいばかりのエクステリアは、ハンドペイントとミラーコーティングによって仕上げられ、手描きのエアフローグラフィックのハイライトで徹底的に飾られている。

そのアーティスティックな佇まいを目の当たりにすると、このままガレージに眠らせておきたいと思ってしまいそうになるが、バイクは走ってナンボ。ハーレー最大最強エンジンがもたらすパワフルな走りを満喫しなければ、もったいない。

税込み422万円という車両価格に臆して、走り出しは慎重だったが、ハイウェイクルージングは快適そのものだし、コーナリングも思いのほか軽快。ついついスピードレンジが上がってしまう、モンスタークルーザーだ。

■5つ星評価
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★
快適度:★★★★
タンデム:★★★★
オススメ度:★★★★★

青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。国内外のモーターサイクルカルチャーに精通しており、取材経験はアメリカやヨーロッパはもちろん、アフリカや東南アジアにまで及ぶ。自らのMXレース活動や豊富な海外ツーリングで得たノウハウをもとに、独自の視点でオートバイを解説している。現在、多くのバイク専門誌、一般誌、WEB媒体で活動中。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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