全日本空輸(ANA)は、2014年度年末年始(2014年12月19日~2015年1月4日)の予約状況を発表した。
国内線は提供座席数が前年同期比1.9%減の327万0285席に対して予約数は同0.2%減の188万3218人で予約率は1.0ポイントアップの57.6%となった。
期間前半は昨年に比べ連休がなく、前年を下回ったが、後半は「旅割」運賃を中心に、帰省需要やプレジャー需要が堅調に推移している。方面別では沖縄が好調。
国際線は提供座席数が同13.3%増の47万7677席に対して予約数が同22.1%増の38万3936人で、予約率は5.8ポイントアップの80.4%だった。
日本発は、人気のリゾート方面に加えて、北米・ヨーロッパ方面が堅調に推移し、海外発は海外からの帰国需要や、アジア・中国からの訪日需要が好調に推移している。
サマーダイヤより新規就航した路線は予約率が約8~9割と好調。方面別ではリゾート・北米・欧州・アジア方面など、全方面ともに好調となっている。