ボルボカーズ の新販促戦略…モーターショー縮小、ネット重視

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ボルボ XC60
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スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは12月15日、新たなグローバル・マーケティング戦略を発表した。

この新戦略は、「ボルボ・ウェイ・トゥ・マーケット」と命名。ボルボカーズによると、世界の自動車メーカーで今だかつてない新しい手法になるという。ボルボ・ウェイ・トゥ・マーケットでは、マーケティング・ツール、デジタル・リーダーシップ、ディーラーシップ、サービスの4つの面を重視する。

このボルボ・ウェイ・トゥ・マーケットで注目できるのは、モーターショーへの出展の見直し。将来的にボルボカーズは、欧州、米国、アジアの3大陸において、年間それぞれ1つの国際モーターショーにだけ、出展。具体的には、1月のデトロイト、3月のジュネーブ、春の上海または北京(隔年開催)の3モーターショーだけに、参加する。

モーターショーへの出展を減らす代わりに、ボルボブランドのイベントを世界各地で開催し、顧客へのアピールを強化していく。また、インターネットを使った新車販売を、世界規模で開始する予定。ただし、あくまで既存のディーラーネットワークを補完する位置付けとする。

ボルボカーズのマーケティング・営業&顧客サービス担当、アラン・フィッセル上級副社長は、「従来、自動車のマーケティングは同じパターンだった。今、ボルボカーズは、これに挑戦する道を選んだ」と語っている。

《森脇稔》

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