統計局の発表によると、2014年11月の消費者物価指数(CPI=2010年を100として算出)は111.9ポイントとなり、前月比で0.5%、前年同月比で3.0%上昇した。
前月比では、12の調査対象グループのうち、酒類・たばこの上昇率が10.3%と突出しており、これが全体のCPIを押し上げた。
このほか家賃・光熱費が0.7%、保健が0.4%、食品・飲料と外食・宿泊が0.3%、雑品・サービスが0.2%のそれぞれ上昇となり、衣料・履物、家具・家庭用品等、教育の3グループが0.1%アップした。娯楽・文化は横ばい。交通費は0.2%、通信費は0.1%下降した。
1-10月の累計では全体で110.4ポイントとなり、前年同期比3.2%の上昇となった。衣料・履物と通信費の2グループだけが下降し、残り10グループは上昇した。