JR九州、福北ゆたか線快速は平日3両以上に…春のダイヤ改正

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九州新幹線では休日や週明けに『さくら』『つばめ』が増発される。
九州新幹線では休日や週明けに『さくら』『つばめ』が増発される。 全 2 枚 拡大写真

JR九州は12月19日、2015年3月14日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。九州新幹線や各地の在来線で列車の増発などを行う。

九州新幹線では、休日に鹿児島中央14時47分発の博多行き『さくら390号』を、週明けの朝に熊本7時19分発の博多行き『つばめ368号』を、それぞれ増発する。また、朝と夜に筑後船小屋駅と新玉名駅に停車する『さくら』の時間帯が見直され、筑後船小屋駅では上りが6時25分発・8時17分発、下りが20時27分着、新玉名駅では上りが6時11分発・10時10分発、下りが18時37分着となる。

在来線では、福北ゆたか線で休日ダイヤを設定。同線で現在16本が運転されている快速は、平日は全て3両以上の編成とし、土曜・休日は15本が3両編成となる。また、全ての快速を柚須駅に停車させ、平日の朝に直方6時44分発の博多行き快速を増発する。一方、普通列車は上下25本が九郎原駅を通過する。

鹿児島本線では熊本地区で普通列車の増発・延長が行われる。平日朝は、有佐6時43分発の長洲行き、植木8時00発の熊本行きを増発。大牟田6時35分発の熊本行きを有佐駅まで、八代6時58分発の熊本行きを植木駅まで延長するほか、玉名8時03分発の熊本行きは運転区間を長洲~熊本間に拡大し、長洲7時54分発とする。また、快速『くまもとライナー』を普通列車に格下げし、現在は通過駅となっている南荒尾・大野下・肥後伊倉各駅での乗車機会を増やす。ただし田原坂駅は引き続き通過となる。

日豊本線・久大本線・豊肥本線では、大分駅ビル「JRおおいたシティ」のオープンに伴い、大分地区で普通列車の増発や延長が行われる。日豊本線では、9~11時台と20~23時台に各4本の普通列車を増発。久大本線は9~11時台に1本、18~22時台に3本の普通列車が増発される。豊肥本線では中判田8時26分発の大分行きを日豊本線の亀川駅まで延長し、中判田9時30分発の大分行きも運転区間を拡大して三重町8時48分発~大分9時47分着・9時53分発~亀川10時14分着とする。大分駅から各線への終列車は10分繰り下げて23時40分発にする。

宮崎空港線では普通列車を4本増発。南宮崎発11時08分・13時54分・18時10分の宮崎空港行き3本と、宮崎空港発13時54分の宮崎行き1本が新たに運転される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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