踏切内で立ち往生のクルマに特急列車が衝突、脱線

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8日午前1時35分ごろ、長野県長野市内にあるJR篠ノ井線の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。この事故で先頭車両が脱線したが、人的な被害は発生しなかったという。

長野県警・長野南署によると、現場は長野市篠ノ井塩崎付近にある踏切。警報機や遮断機が設置されている。77歳の男性が運転する乗用車は踏切内で脱輪して立ち往生していたところ、通過中の下り特急列車(名古屋発/長野行き、6両編成)が衝突。クルマは約100m先まで押し出され、列車は雪に乗り上げて先頭車両が脱線した。

クルマは大破したが、運転していた男性は車外に脱出していてケガはなく、列車の乗客乗員約80人も無事だった。列車は現場で走行不能となり、乗客は事故から約3時間後に降車して、JRが手配したタクシーで長野駅に向かった。

事故当時、現場は約15cmの積雪があり、踏切の路面がわからない状態となっていた。事故を起こした特急列車は別の場所で倒木によってストップしており、事故の時点ですでに3時間程度の遅れをもって運転していたという。警察ではクルマの運転者から事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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