銚子電鉄デハ1002号が来年1月引退

鉄道 企業動向
「ありがとう デハ1002号」の案内。
「ありがとう デハ1002号」の案内。 全 1 枚 拡大写真

銚子電気鉄道は、2015年1月10日にデハ1002号のさよなら列車『ありがとう デハ1002号』を運行する。

デハ1002号は、帝都高速度交通営団(営団地下鉄、現在の東京地下鉄)丸ノ内線方南町支線で使われていた2000形2040号。銚子電鉄には1994年に入線した。入線に際しては、2039号の運転台を流用して両運転台化され、モーターとパンタグラフには営団地下鉄日比谷線用3000形の廃車発生品を流用している。

本来は9両が茨城県の日立電鉄(現・廃止)に入線するはずだったが、実際には7両となり、余剰の2両(デハ1001、1002)が銚子電鉄にやってきた。一時は、銚子電鉄のオリジナルカラーに変更されていたが、現在は元の丸ノ内線カラーに戻されている。

さよなら列車の運行時刻は、銚子発が9時47分・11時07分・12時22分・13時30分・14時21分・15時15分・16時11分。外川発は10時21分・11時38分・12時58分・13時51分・14時42分・15時41分・16時33分になる。

銚子発11時07分と12時22分、外川発11時38分と12時58分はデハ1001号との2両編成となり、乗車整理券(500円)が別に必要。乗車整理券は、当日10時から銚子駅銚子電鉄ホームで1人1列車につき2枚まで発売される。また、この運行に合わせて、記念グッズや記念乗車券の販売も予定されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る