ひき逃げ事件の容疑車両を目撃者が追走

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20日午後10時50分ごろ、高知県高知市内の市道で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた20歳の男性に対し、交差点を右折進行してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。男性は重傷。クルマは逃走したが、目撃者が追跡。警察は運転していた男を逮捕している。

高知県警・高知署によると、現場は高知市小津町付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。20歳の男性は自転車に乗った状態で横断歩道を渡っていたところ、交差点を右折進行してきた軽ワゴン車にはねられた。

男性は骨折などの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。現場の交差点に隣接するコンビニエンスストアにいた人が事故を目撃しており、直後から追走を開始。約1km先で追いついて抑止し、通報を受けて駆けつけた署員に引き渡した。

警察は逃走車を運転していた同市内に在住する32歳の男を翌21日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

事故当時、双方の信号とも青だったとみられる。聴取に対して男は「怖くなって逃げた」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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