ホンダの米国法人、アメリカンホンダは12月24日、『クロスツアー』の2015年モデルを、リコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、サイドカーテンエアバッグの不具合が原因。アメリカンホンダによると、サイドカーテンエアバッグ・インフレーターのチューブの製造過程にミスがあり、事故の際、正しくエアバッグが展開しない可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2015年モデルのクロスツアーの一部。米国で販売された1252台が、リコールに該当する。
アメリカンホンダでは、対象車を保有する顧客に連絡し、リコール作業を行う予定。なお、このリコールは、一連のタカタ製の前席エアバッグ・インフレーターの不具合によるリコールとは無関係。
アメリカンホンダは、「品質検査で不具合が発見された。この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」と説明している。