BMWグループのMINIは12月9日、「ダカールラリー」への参戦を2年延長し、2017年までとすると発表した。
MINIとレーシングチームのX-Raidは2014年も、MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)のラリーマシン、MINI『オール4レーシング』でダカールラリーに参戦。同車は、MINIが属するBMWの3.0リットル直列6気筒ツインターボディーゼルエンジンを、チューニングして搭載する。
2014年のダカールでは、四輪部門ではMINIのナニ・ロマ選手(スペイン)が、四輪としては初の優勝。MINIに、3年連続での総合優勝をもたらした。また、MINIは四輪部門の上位3位までを独占。2位は前回の王者、ステファン・ペテランセル選手(フランス)。3位はナッサー・アル-アティヤ選手(カタール)という結果。
12月9日、MINIはダカールラリーへの参戦を2年延長し、2017年までとすると発表。MINIは2011年、ダカールラリーに参戦。当初は2015年までの計画だったが、これを2年延ばし、2017年までエントリーする。
MINIブランドのJochen Goller上級副社長は、「ダカールラリーは全てのドライバーとチームにとって、完全なチャレンジ。ダカールラリーがMINIブランドに、世界のファンとつながる機会を与えてくれる」と語っている。