ヒュンダイ、2年連続で「インドカーオブザイヤー」受賞…今年は i20 新型

自動車 ビジネス 海外マーケット
インドカーオブザイヤー2015を受賞した新型ヒュンダイi20エリート
インドカーオブザイヤー2015を受賞した新型ヒュンダイi20エリート 全 2 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)のインド法人、ヒュンダイモーターインディアは12月18日、新型『i20エリート』が「インドカーオブザイヤー2015」を受賞した、と発表した。

i20エリートは2014年8月、インドで発表。ヒュンダイが2014年10月、パリモーターショー14でワールドプレミアした新型『i20』のインド仕様車として、先行発表された。インドでは小型プレミアムハッチバックとして販売されるため、従来モデルとの差異化の意味を込めて、「エリート」のサブネームが付く。

基本デザインは、2世代目となる新型i20と共通。ドイツの欧州デザインセンターが手がけたスタイルには、ヒュンダイのデザイン言語、「フルーデリック・スカルプチャー」(流体彫刻)の最新版、「フルーデリック・スカルプチャー2.0」が導入された。i20エリートでは、フロントグリルがメッキとなる。

また、新世代の車台を採用。ホイールベースは2570mmで、先代比で45mm延長。この効果で、室内は前後のレッグルームを、クラス最長の1892mmに。トランク容量も、後席が通常状態で、クラスをリードする320リットル(VDA計測法)を確保している。

インド向けのi20エリートは、ガソリンとディーゼルの合計2エンジンを用意。ガソリンは排気量1.2リットルで、最大出力83ps、最大トルク11.7kgm。ディーゼルは、排気量1.4リットル。最大出力90ps、最大トルク22.5kgmを引き出す。

今回、このi20エリートが、インドカーオブザイヤー2015を受賞。同車はインド発売4か月で、すでに3万2000台を納車。累計受注台数は6万台を超えている。ヒュンダイモーターインディアは、「前回の『グランドi10』に続いて2年連続での受賞は、ヒュンダイは初。また、過去10年で3度、インドカーオブザイヤーに輝いたのは、ヒュンダイだけ」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
  3. ホンダ『プレリュード』新型、シビック タイプRのサスペンションとブレーキ技術搭載へ
  4. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  5. “セピアブラウン”のポルシェコレクター、元レーサーが語る半世紀の「恋愛」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る