横浜ゴム、不二精工からタイヤビード事業を買収…コストダウンやタイヤの品質を向上

自動車 ビジネス 企業動向

横浜ゴムは、1月5日付で、不二精工グループのタイヤビード専門会社「亀山ビード」の全株式を取得し完全子会社化したと発表した。

横浜ゴムでは、グループ内にタイヤビード専門会社を加えることで、グループ全体として、高度なビード製造技術を展開し、コストダウンを図るとともにタイヤ製品の品質・性能の向上を図る。

タイヤビードはタイヤをホイールに固定するためのワイヤーで、タイヤに必ず組み込まれる重要部品。横浜ゴムは従来、自社で使用するタイヤビードの一部を不二精工から調達してきた。

不二精工はタイヤビード製造メーカーとして高い技術力を持つ。横浜ゴムでは今回の株式取得に合わせ、不二精工が持つタイヤビードに関する知的財産使用権のライセンス契約と設備保全契約も締結した。

横浜ゴムは昨年8月、不二精工からタイヤビード製造事業を譲受することで合意している。合意に基づき、不二精工は昨年8月、亀山ビードを設立して事業を移管、10月には亀山ビードに不二精工の亀山工場を分社化する手続きを終了していた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る